スター農家ラボ(ブログ)

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データ活用の成功に必要な5つの要因とは?


目次[非表示]

  1. 1.今回のテーマについて
  2. 2.DXとは何か?スマート農業と何が違う?
  3. 3.「DX」と「デジタイゼーション」「デジタライゼーション」の違い
  4. 4.DXプロジェクト成功に共通する5つの要因
  5. 5.まとめ

今回のテーマについて

こんにちは、スター農家クラウド開発責任者の松永です。

本日は「マッキンゼーが解き明かす生き残るためのDX」を参考文献として、皆様が最近よく聞くDX(デジタル・トランスフォーメーション、以下DXと記載)についてご紹介したいと思います。なぜこの本をご紹介したいかというと、”皆様にデータ活用の成功には何が必要か、そして泥臭い活動であることを理解して頂くため”です。

DXとは何か?スマート農業と何が違う?

まず、はじめに最近スマート農業やDXなどの言葉を聞く機会も増えてきたのではないでしょうか?まずはそれぞれの言葉の定義をご紹介します。

まずはスマート農業についてです。
スマート農業とは、「ロボット技術や情報通信技術(ICT)を活用して、省力化・精密化や高品質生産を実現する等を推進している新たな農業のこと」です。
参考:スマート農業とは、どのような内容のものですか。活用によって期待される効果を教えてください。|農林水産省

次に、DXについてです。
DXとは「デジタル技術を活用して、売上や利益を伸ばす仕組みやビジネスモデルを新しく創り、競争上の優位性を確立すること」です。

なお詳しい定義は下記PDFの1ページ目<参考: 「DX 推進指標」における「DX」の定義>をご確認ください。
​参考:「DX 推進指標」における「DX」の定義|経済産業省

「DX」と「デジタイゼーション」「デジタライゼーション」の違い

皆様の中には「うちは作業記録や給与計算をITツールを活用したり、環境制御で自動潅水している!この取組はなんなんだ!」と思っている方もいるのではないでしょうか?
ここでご紹介したいのが「デジタイゼーション」と「デジタライゼーション」という言葉です。


デジタイゼーション(Digitization)とは、情報のデジタル化を行い、データにすることで受け渡し利用を簡単にすることです。
具体例でいうと、紙の書籍→電子書籍、手紙→Eメール、地図→カーナビ、新聞→webニュース

デジタライゼーション(Digitalization)とは、業務フロー・プロセスをデジタル化し、業務効率化したり、また新しいサービスをつくることです。
具体例でいうと、ビデオレンタル→ストリーミング、自動車販売→カーシェア、人手による作業→RPA

整理すると、「デジタイゼーション」がデジタル化の第一段階、「デジタライゼーション」がデジタル化の第二段階であるとすれば、「DX」はデジタル化の最終段階といえます。


また現在、農業経営の中で活用しているITツールも「デジタイゼーション」や「デジタライゼーション」の取組みの一環と言えます。

DXプロジェクト成功に共通する5つの要因

「マッキンゼーが解き明かす生き残るためのDX」では、DXプロジェクト成功に共通する5つの要因が存在すると紹介されています。

●成功要因1:圧倒的に高い目標値の設定
低すぎる目標は「改善」にしかならないからとのこと。

●成功要因2:トップ(経営層)がプロジェクトを主導
DXに失敗したプロジェクトの33%はトップ(経営層)がプロジェクトの旗振り役として果たさなかったとのこと。

●成功要因3:現場主導でのプロジェクト実行
DXに成功したプロジェクトは現場主導での改善が約7割を占めるとのこと。

●成功要因4 :徹底的な実行に向けた体制強化
継続的にアイデアを追加し、実行を徹底するための体制を作り上げることが大切とのこと。

●成功要因5 :組織健康度も統合して改善
DXプロジェクトは長期間にわたる取組みのため、基盤となる組織体制・人材教育の仕組みを構築することが重要とのこと。

成功要因を見て気づいた方もいるかと思いますが、ほぼ組織作りです。意外と泥臭い活動が多いです。「デジタイゼーション」や「デジタライゼーション」や「DXプロジェクト」などいわゆるデータ活用の成功には組織作りが重要な施策と言えます。
なお組織作りの具体的なアクション例は以下の通りです。

・3年後や5年後にどこを目指しているのか経営計画を作り、社内へ共有する。
・組織内のルールを作る。また作った守らせる文化を作る。
・誰が何の役割を担っているか明確にする組織図や役割定義表を作る。
・何をしたら会社から評価されるのかを明確にする評価制度を作る。

まとめ

今回は「マッキンゼーが解き明かす生き残るためのDX」の内容を紹介しながらデータ活用を成功する上で重要なポイントは「組織作り」で泥臭い活動であることを理解して頂けたと思います。

「データ活用がなんかうまくできていないな」と思われている農業経営者の方は、まずは今回ご紹介した「DX成功に共通する5つの要因」と「組織作り」について、セルフチェックすることをお薦めします。

「自社で組織作りまでやり遂げられるか不安」「組織作りには興味あるけど話を聞いてみたい」と思ったら、是非クロスエイジへお問い合わせください。
皆様と一緒にデータ活用ができる組織作りをサポートします!


参考文献:マッキンゼーが解き明かす生き残るためのDX

松永 寿朗
松永 寿朗
スター農家クラウド開発責任者/農業プロデューサー

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