\ お客様の声 /

売上構成の詳細を可視化すれば利益率が高い品目も把握できる!
データ経営が災害にも脅かされない「強い農家」をつくる!

株式会社 香月菜園さま(@福岡県)


■お話を伺った方:代表 香月 勝昭さま(写真中央)

■生産品目:パクチーを中心にロメインレタスやほうれん草、カリーノケールやフェンネルなど
■敷地面積:11ha
​​■従業員数:25名以下
■実施内容:スター農家クラウドシステム導入・導入サポート

  • 売上構成を可視化したい
  • 生産原価・利益を紙媒体で管理している
  • 品目ごとの利益率の高さや、構成比まで明確に分からない
  • 細かい収支などの運用が計画性を持ってできない
  • 詳細なデータをとり続けることで経営判断の指針になる
  • 売上構成をみえる化することで、利益率が高い品目がわかる
  • 次に集中して育てる品目を選定するための指針になる

スター農家クラウドを使い始めたきっかけ

-売上構成を可視化したい。

もともと、売上・生産原価・利益を紙媒体で管理していました。
しかし、品目ごとの利益率の高さや、構成比までは明確に分からず、細かい収支に関して計画性をもって運用できていませんでした。
2019年10月に法人化して雇用型農業に切り替えたことをきっかけに、販売構成の割合を変える指針となるデータを見て細かく分析したいと思いました。

-災害にも脅かされない「強い農家」を目指したい。

農業情勢もかなり厳しく、新型コロナウイルスや水害などの災害リスクがある中で、事業を継続できるような経営の体力づくりが必要だと考えました。私は、経営の体力は資金力で決まると思っています。
「強い農家」として地盤を固めるために、品目ごとに細分化された内容を把握したうえでのブラッシュアップが欠かせませんでした。

-人材が育つ環境を整え、次世代農家を育てたい。

将来に向けて、次の世代の農家さんを育てたいという気持ちがあります。
私たちの農園で長く活躍してくれる方がいれば、自身の右腕左腕として育てていきたいと思いますし、ステップアップの手段としても活かしてもらえればいいなと考えています。
そのための環境づくりの一環として、データ経営は人材育成にも繋がると確信しています。
飛躍して聞こえるかもしれませんが、データ経営を行う組織を増やすことは、最終的に社会貢献にもなると思っています。

-次の品目選定についても考えたい。

データを見える化して細かく分析することで、次のメイン品目を選ぶ参考にもできます。
時代と自分のやりたいことが沿っているかということも大切なので、バランスをとるうえで裏打ちする情報があると心強いですね。その時代に合った「流行り野菜」などもありますので。

スター農家クラウドにデータ入力を行って良かった点

-何事も現状把握から。現在地がわかるだけでかなりのプラスに。

導入初年度なのでデータの蓄積はこれからですが、現時点で自分の想定値と現実の数字との乖離がないかどうかというチェックに役立っています。
また、ゴール設定をしていても、現在地がわからないとペース配分ができないので自分の現在地が把握できることはとても大切です。

-利益率が高い品目を集中して育てることも可能に。

例えば、「パクチーを手掛けるのに必要なマンパワーはどのくらいか?」といった労働力を換算する場合、データを把握していれば人件費・生産原価・箱代・袋代・肥料代・種代などから純利益を算出し、利益率が高い品目を多く育てるなどの経営判断ができます。

-データで裏付けされた純利益をもって外部へアプローチできる。

基本となる情報を得られれば、それをもとに説得力をもって販売先へ交渉することができます。
「この品目は販売数を増やしたい」「この品目の販売先を広めたい」などです。出荷量は増えたり減ったりするので、しっかり現場と歩幅を合わせて進めたいと思っています。

クロスエイジのサポート体制について

-効率的な役割分担をご提案いただき、各自の仕事に専念できるような環境作り◎

クロスエイジさんから、「意思決定する人と、データ入力する人を分けて運用しましょう」とご提案いただきました。
事務作業が得意な方にデータの入力作業をお願いして、私は代表責任がある仕事を行ったり、データの結果を見て舵取りができればと思っていたので、ご提案いただいて良かったです。
クロスエイジさんのサポート体制がしっかりしているので、私は社長業に専念しつつ蓄積されたデータを見て経営判断ができる形が作れると思います。

クロスエイジと関わって起こった変化

-クロスエイジさんは、リスクの折半ができる本当のビジネスパートナー。

クロスエイジさんのスタンスが、「一緒にステップアップしましょう」という姿勢なので4年間ものお付き合いが続いているのだと思います。
青果の卸売り、数値化、経営診断へのアドバイス、売り先とのマッチングまで行ってくれるので、まさに「農業総合プロデュース」ですね。

他のコンサルティング会社さんと違うのは、「クロスエイジさんの手で青果を販売してもらっている=口だけでなく手と足を使って伴走する」という点です。
パートナーはもちろんwin−win意味の関係がベストです。私はリスクの折半ができる相手こそ、本当のビジネスパートナーだと思います。

現在、私どもが育てているパクチーをクロスエイジさんの販売店で売っていただいています。
そこで出た利益で新しい取り組みをしたり、先行投資に繋げて還元するお互いに高め合ったりする関係が心地よいですね。

-市場の需要と供給のバランスを見て、アドバイスしてくれる貴重な存在。

データでとられた数字で客観性をもたせることは可能ですが、やはり自分の視点だけになるとどうしても贔屓目に見てしまったり、視野も狭くなるなと感じています。

そこに対して第三者視点で判断してくれるクロスエイジさんの存在は貴重です。
また、販売現場の状況とすり合わせて、需要と供給のバランスを見ながら「この品目はもう少し売れます」などのアドバイスしてもらえるのでとても助かっています。

香月菜園さまのこれからの展望

-スター農家クラウドで「自分の現在地」を知ることができれば最終目標にも近づく。

私にとって「農業」は目的でなく手段です。
それをもって「何をやりたいか」の目標まで突き詰めて自分の中で掘り下げないと軸がぶれると思います。
遠くに視点を据えて、微修正しながら、なるべく最短距離で目標へ到達するためにクロスエイジさんのスター農家クラウドは欠かせない存在です。

大事なのは、仕事が目的になるのではなく、仕事は自分の人生の目標に対して叶えるための手段だということです。軸をしっかりもって目標を掲げていれば、ちょっとぐらい仕事がきつくても、立ち直るしかないですよね。
4ヶ月分ぐらいの売り上げが一気に飛ぶ水害被害を受けても、めげずにゼロからのスタートができるのは、自らの意思・目標をもって計画を立てているからだと思います。

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