株式会社 櫻井農場さま（＠宮城県）

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■お話を伺った方：代表 櫻井 利光さま

■生産品目：キャベツ、葉物、米
■敷地面積：30ha
​​■従業員数：25名以下
■実施内容：スター農家クラウドシステム導入・導入サポート

• 農業経営において重要なデータをとって見える化したい
• 見える化されたデータを活用して作業の効率化をしたい
• 有効かつ確実に経営判断を下せるようにしたい

• イレギュラーな農作業が多く、既存のデータ記録サービスでは対応しきれない
• データがないことで、かなりの損失額を出してしまう恐れがある

• かなり理想に近い形でデータが取れるようになってきた

櫻井農場は、露地栽培を専門に行う会社なので

・一つの畑で、種まきを5回に分ける
・収穫のときだけ、パートさんたちの手を借りて2週間かけて作業する
・相場によって半分は販売せずに捨ててしまうこともある
・収穫の半分は、12月と1月のように年をまたいでしまう

など、イレギュラーな作業が多く発生します。
データ管理のサービスもいくつか使ったのですが、払った費用に対して効果的なデータが出てこない…という課題がありました。
かと言って、全ての情報をスプレッドシートなどで管理するとなると、これも大変で…。
ここ数年、データ管理においてはずっと悩んでいました。

そんな中、クロスエイジさんと出会いがありました。
データ分析だけでなく、見やすいデータの形をご提案いただけるので、今かなり理想に近い形でデータが取れるようになってきました。

クロスエイジさんは、専門的・全国の他社のノウハウなどを相当持ってるのが強みだと思います。
実際、販売も行って商流の流れも掴んでいるので、他社の経営コンサルティングや、分析管理アプリの販売店などと比べると大きな違いだと思います。

あと、私たちが直面する農業の悩みを打ち明けると、その課題ほとんどが想定内なんです。
「〇〇農場さんもこういう事例がありまして、こういうふうに作ってるんですよ」と教えてくれます。それが大変ありがたく、安心感もあります。些細な悩みも打ち明けてみようと思えます。

クロスエイジさんは、データの入力方法はじめ、「何のデータを揃えればいいか」の初期段階からアドバイスしてくれるので、データ経営初心者でも安心です。データが初めから揃っていれば苦労しませんよね。
どの農家さんもデータを揃えるまでが大変で、そこに辿り着く前に諦めてしまう。データ経営の初期段階から入ってくれるクロスエイジさんの存在は心強いです。

ここ2～3年でデータを取ってないことや、データを活用しないことによって、損失がものすごく大きくなってきたんです。
データを取らないせいでキャベツが100個～1000個とれなくなり、総額1000万ほどの損失が出てしまいました。そう考えると、5万～10万円のサービスは高いサービスではないなと思いました。

また、自分たちでは効率的に作業しているつもりでも確実に効率化できているかどうかは見えていませんでした。例えば、キャベツを取りきれなかった原因を探るのにも、「作業忘れで品質が悪化したからなのか」「天気の影響なのか」「慣れないスタッフが作業したからなのか」など、不良の原因が把握しづらかったんです。

どうしても、データを取るだけでは売り上げに繋がるイメージは持ちづらいですし、確かにすぐ売り上げに直結するわけではないので、どうしても後回しになっていってしまいます。
しかし、上記2つのきっかけにより、データ活用サービスを使わないデメリットの方が明らかに大きかったんです。

今後、集めたデータをもとに「ここをもっと伸ばしていきましょう」「これはコストかかってますね」といった話を通じて農業経営をブラッシュアップし、拡大を進めたいです。
去年のデータを観察して、今年の動きを決めるなど、私の経営判断がうまくいくようにサポートしていただければ、こんなに頼もしいことはないです。