\ お客様の声 /
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マルヨシ花園さま(@鹿児島県)
■お話を伺った方:代表 楠拓志さま、楠千春さま(ご夫妻)
■生産品目:菊(白輪菊、スプレーマム、西洋マム、他)
■敷地面積:2.4ha
■従業員数:15名
■実施内容:組織作りコンサル、補助金獲得サポート、スター農家クラウドシステム導入、導入サポート
データから判断できることも多いと感じ、数年前から平均単価や出荷率などをExcelに入力してデータ管理をしていました。売上内容や菊の品種をすべて把握している私が、データの入力に手間がかかることから閑散期にまとめて入力するようにしていました。
しかし、扱う菊の品種が増えてきたことでデータ管理が複雑になり、これまでに記録していたデータをすべての品種に対応することが現実的ではなくなってきたのです。
菊は葬儀の場面での需要が大きいのですが、コロナ禍の影響で葬儀の規模が小さくなり、単価の大幅な下落に頭を抱えていました。
そんなとき藤野社長が登壇されていた研修会に参加し、「これからは市場に頼りきりにならず、他の売り方を考えていかなければならない」と気づかせていただきました。生産者側で単価を決める仕組みを作ることができれば、経営の安定に繋がるのではないかと感じていました。
新たな記録フォーマットは入力が容易で、さらに誰が見ても分かりやすい仕様に作成いただいたので、数字が苦手な妻も分かりやすいと言っています。
作業は私が行っていますが、入力のしやすさが格段に上がりました。後からまとめての入力ですと、市場の売上データとこちらの計算が合わなかった際に要因の特定が大変ですが、チェックが簡単になったおかげでエラーチェックもすぐにできるようになりました。
直売所から1日に2回売上メールが届くのですが、売上と出荷数が合わないという課題を抱えていました。原因は直売所での菊の廃棄なのですが、こちらでは廃棄の基準や廃棄数を把握できず正しい在庫数が分からない状態でした。
そこで、クロスエイジさんにフォーマットを作成していただき、出荷数と売上数を入力すれば、おおよその在庫数を把握できるようになりました。
以前は「売上メールが来なくなったから出荷しよう」といった判断でしたが、今はデータを見て、5箇所ある店舗の振り分けと数量を判断しています。データがあるとないとでは、意思決定の精度がまったく異なるので助かっています。
売り切れが発生しなくなったので販売機会を逃さず、在庫過多になることもないので、店舗の方と良い関係を築けるようになったと思います。結果的に、売り場でのマルヨシ花園の占有率が上がっているようで売上も伸びました。
直売所での委託販売を始めたことで出荷率も上がり、出荷前に廃棄する花も減りました。
先代から私たちに代替わりしてから、情報共有を強化しようと朝礼を始めました。
しかし、朝礼に参加できない人に、その場で何を共有したのかが分からないことを課題視していました。
そこで、活用したのがスター農家クラウドのchatterです。朝礼の内容を共有すれば、参加できなかった従業員も出勤前に確認してもらえます。事前に「どこの現場に行って何をするか」が分かっていれば心構えができますし、出勤してから把握するよりも効率的です。
また、全従業員と一緒に作業をしているわけではないので、直接話を聞ける機会もそう多くはありません。しかし、chatterを通じて「害虫がいました」「この作業が終わったので次の作業に進みます」といった報告が従業員から上がってくるようになりました。
これまではこちらからの一方的な指示が多かったのですが、お互いにコミュニケーションをとれるようになったのは良い変化ですね。
市場や現場とのやりとりで電話をしている時間が多く、自分の作業を落ち着いてできる時間がありませんでした。妻にはその点でも心配をかけていて…。従業員により良い方法で指示を出して、通話時間を減らせたらと思っていました。
これまで作業記録はつけていたものの日誌のような形式で、さらにそれを共有するという意識がありませんでしたが、クロスエイジさんからのご提案でchatterで情報共有や指示出しを行うことにしました。
記録することで私たちも整理できますし、作業を煩雑にさせている原因の解明もできます。個人経営であっても、プライベートを搾取するのではなく、うまく回ればきちんと時間をつくれると思いました。
記録するデータの項目はクロスエイジさんにご相談させていただきました。例えば、菊の品種によってかかる手間が変わってくるので、時間や手間賃等のコストを記録し始めたことで、費用対効果を見られるようになりました。
また、クロスエイジさんとは月に一度ミーティングをしているのですが、話すたびにスター農家クラウドの機能がどんどん進化しているんです。以前から手動で行なっていたデータ記録が自動入力されるようになったときには感動しました。
従業員たちに任せられる部分を増やしていき、私を含め誰かが休んでも問題なく作業が進む体制をつくっていきたいです。
スター農家クラウドで作業内容と進行状況をリアルタイムでシェアできるようになれば、トラブルが発生した際には従業員同士でフォローし合えるのではないかと思います。
また、さらなる販路拡大や地域の雇用増加に力を入れていきたいです。やはり町に魅力があっても仕事がないと、若者は地元から出て行ってしまいます。マルヨシ花園でも雇用を増やし、いつか従業員の中から「家を建てました!」という人が出るのも夢の一つです。
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