スター農家ラボ(ブログ)

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スター農家プロデュース事例【氏家農場さま】

出荷先からネギ工場竣工までバックアップ!
ノウハウを最大限に活用して売上高が好調に。


氏家農場さまとの出会い

有限会社マイティー千葉重さまの紹介で、氏家農場さまと新しい繋がり。​​​​​​​

氏家農場さまは、宮城県にあるネギ専門農家です。
出会いは、経済産業省の事業であるキリン絆プロジェクトでご縁があった有限会社マイティー千葉重さまから、ご紹介いただきました。

プロデュース前の課題

氏家農場さまのネギを広めたい!工場竣工の計画から始める。

氏家農場さまが契約していた飲食店がネギの出荷先を切り替えるとのことで新しい販路を探している最中でした。
最終的に需要が高まっているカットネギ生産を目標に掲げることになり、氏家農場さまにとって初の試みだったのでカットネギ工場の竣工も考える必要がありました。
カットネギ工場を既に設立していた福岡県の春口農園さまを参考にしたいという氏家農場さまの要望に応え、一緒に現地に伺いました。

プロデュースのポイント

①流通プロデュース

クロスエイジの営業戦略で販路開拓。今までの実績を氏家農場さまにも応用し、結果を残す。

氏家農場さまのネギを広めるために、スーパーマーケットに向けて営業を行いました。
売り場を大きくしないと氏家農場さまのネギを知っていただけないので、1日に7、8パック売るところを20パックに増やし認知拡大を目指しました。
これは九州で培ったノウハウで、多くの実績もあります。

さらに、宮城県内にネギを選別するためのサテライトの選果場を作ったことで、質の良いネギを提供できました。

②商品プロデュース

東北でも販売できるようにサポート。氏家農場さまのネギの魅力を伝える!

商品POPや商品シールなどの作成もクロスエイジが手がけ、POPにはネギを使用した料理の写真を載せたことで、消費者にどのように調理で使うのか参考になるようにしました。
販売までサポートするのもクロスエイジの強みです。

③生産者プロデュース

気候の課題も解決!経営面でも多方面から伴走。

カットネギで使われる青ネギを作るにあたって、主な産地である九州と気候が異なるため、カットネギを年間通して生産し続けられるかが課題でした。

そこで、氏家農場さまに年間供給の計画を立てていただきました。その結果、中古ハウス20棟購入すればどの期間でも供給できることが分かり、実現可能だと判断しました。
そして2021年4月にカットネギ工場を竣工しました。コロナ禍だったこともあり、補助事業を利用できたおかげで投資リスクを減らすことができました。

プロデュースによる変化

2018年からカットネギの生産を試みた氏家農場さま。
コロナ禍でも産地強靭化対策などを駆使しながら売上を伸ばしていきました。今までの経験や技術を活かすことで、立ち上げ半年で約5000パック販売することができました。
課題を解決するだけでなく、生産・販売を拡大することに成功。計画から結果を出すまでスピード感を持ちながら伴走することをクロスエイジでは意識しています。
これからも販売戦略を分析し、多くの農家さまを支えていきたいです。



                      (執筆:吉野朱美  /編集:林春花・ ひのりほ)

藤野 直人
藤野 直人
株式会社クロスエイジ代表取締役/農業総合プロデューサー

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