生産性向上と雇用最適化の成功への鍵!作業実績データの重要性とは?
こんにちは。新卒カスタマーサクセス担当の明石です。
クロスエイジ、9月から20期に突入しました!!
本ブログを読んでくださる読者の皆様を含め、クロスエイジに関わってくださる皆様に日々感謝をしております。
○○の秋と言われるように、秋は心機一転、何か新しいことにチャレンジしたくなるような季節ですね。
クロスエイジも、私自身もさらなるチャレンジをし、農家さんに喜んでいただけるご支援ができるよう日々邁進していきます!
秋は、収穫シーズンを迎える農家さんも多くいらっしゃると思いますので、くれぐれもご自愛ください。
さて、本題です。
今回は、【生産性向上と雇用最適化の成功への鍵!作業実績データの重要性とは?】についてお話しできればと思います。
データ活用支援の現場で日々感じることは、作業実績はとっているものの、GAP認証や日報のために取っていることが多く、分析などに活かせていない農家さんが多いと感じております。
しかしながら、作業効率をUPさせて機会損失を減らし利益を増加させるための意思決定の材料として、雇用や人員配置を考える材料として作業実績のデータ活用は重要だと考えます!
また、データ管理システムは様々ありますが、
「自分の経営に必要な機能だけがほしい(できるだけシンルにしたい)」
「既存の農業アプリのパッケージでは不要な機能が多く活用できていない」と言った声を耳にします。
我々もいつも農家さんのデータ活用支援をする時は、農家さんや現場の方々に負担をかけず、いかに楽に必要なデータを取ることができるのか、ということをとても考えています。
そこで、今回は【そもそも作業実績の分析で見れるデータは何なのか】についてお話しし、次回のブログで農業現場を一番に考えたクロスエイジの【作業実績の取り方】をご紹介いたします。
ぜひ最後までお読みいただけますと幸いです。
作業実績の分析で見れるデータとは
先述した通り、作業実績は作業効率や雇用、人員配置を考える際に重要なデータになります。
そこで、作業実績をとることで可能になる意思決定は下記などがあると考えます。
【作業項目毎の年間作業量・月次の作業量の把握】
①農園としてどの作業に一番時間がかかっているのかを把握することで、作業効率化をするとインパクトのある作業がどれなのかがわかる。
②月次別の作業量を把握することで、シフトの組み方や臨時パートの雇用について計画を立てられる。
【品目毎の作業量の把握】
多品目作っている場合、単価と作業コストを比較することで品目の利益率がわかり、品目の選定に役立つ。
【インパクトのある作業項目の作業スピードをスタッフ毎に把握】
例)調整作業や収穫作業スピードなど
①人員配置を考える材料になる。
②速い人と遅い人の違いを考え、データを基に改善行動を起こせる。
その他にも、現状の作業コストや作業スピードを把握することで、調整作業の機械を導入すべきか、どういった人員確保(外国人技能実習生、日本人パート、正社員など)をすべきかの意思決定を可能にします。
さいごに
このように、作業実績を分析することで作業効率や雇用、人員配置を考えるための様々な意思決定に役立つデータを見ることができます。
''とりあえず''データを取っている、あるいは毎日日報としてデータを蓄積しているといった農家の皆さん。
本ブログをお読みいただき、作業実績データを取る目的や分析の方法などご参考にしていただけますと嬉しいです!
今お手元にあるデータから様々な改善策やアイデアが浮かんでくるかも知れません♪
次回のブログでは、今回の内容を踏まえて
農業現場を一番に考えたクロスエイジの【作業実績の取り方】をご紹介いたします。
お楽しみに!