みなさん、こんにちは。スター農家クラウド開発責任者の松永です。
早いもので、もう2月になりましたね。先週は北陸・関西へ出張に行きました。みなさんもニュースでご覧になった人もいると思いますが、寒波の影響で石川から大阪に向かう途中の滋賀県で雪による足止めを食らいました。人生で初めて特急電車の中で一夜を過ごしました。翌日の朝に電車が動いたときはホットしました。

さて本題ですが、最近私が農家さんのデータ活用支援の現場で良く使っているGoogleのノーコード開発ツールAppsheetについてご紹介します。このサービスは本当に便利です。目的に応じた業務アプリが簡単にしかも短時間で作れます！今回はAppsheetのことや、どのようにデータ化支援で活用しているかご紹介します。

Appsheetとは？

Appsheetのことを紹介する前に、みなさんに質問です。
「自分で使い勝手のよいアプリが作れたらいいなぁ」と思ったことはないでしょうか？
私の勝手な妄想ですが、おそらく一度や二度は必ずあると思います。Appsheetはプログラミング知識不要でアプリ開発を実現してくれるGoogleのサービスです。

私が思うAppsheetの大きな特徴は3つ。
①Googleアカウントさえあれば無料で利用できる　※有料プランもあり
②Googleサービスとのデータ連携が簡単
③エディター画面の操作だけでアプリが作れる⇒自分の好きな仕様に調整できる

更なるAppsheetの詳細説明は、他のサイトで沢山されているので下記URLをご参考ください。

参考サイト①：https://smbiz.asahi.com/article/14406221
参考サイト②：https://www.topgate.co.jp/blog/google-service/19721

実は私がスター農家クラウドを開発する5年前、2年間プログラミング教室に通いました。その時にこのAppsheetというサービスがあったら、絶対にプログラム教室に通ってなかったと思います（笑）。

スター農家クラウドとAppsheetの位置づけ

ココからはスター農家クラウドとAppsheetの位置づけをご紹介したいと思います。
スター農家クラウドは、現時点ではどの農家・どの品目でも使いそうな標準機能を提供しています。
例えば、受注管理や売上実績や収穫実績を記録する機能です。一方で、品目固有の業務プロセスに全て対応出来てないため、全品目のユーザーがめちゃくちゃ使いやすいというITツールではありません。
そのため、品目や農家固有の業務プロセスに対応できるAppsheetで、スター農家クラウドで提供出来ない機能をアプリ開発し、農家さんの生産性向上につながる支援を行っています。

実際のアプリ構築事例

この章では実際に11月からAppsheetを活用したアプリ構築事例をご紹介します。
以下のようなアプリを現在構築して運用してもらってます。

またアプリ導入した農家さんからはこのような感想をいただいております。
①毎日使うのでスマホで簡単に入力できるので嬉しい
②なかなか利用目的に応じたアプリが今までなかったので手書きで記録してのがデータ化されて嬉しい
③スマホで入力できるので、パソコン操作が難しい従業員さんでもデータ入力作業ができる

まとめ

今回は簡単に利用目的に応じたアプリ構築ができるAppsheetについてご紹介しました。
実際のデータ活用支援では、農家さんの要望を聞きながらクロスエイジ側でアプリ構築をしています。
私としては、これまで顧客からの要望が多かった在庫管理アプリがAppsheetを活用して簡単に構築でき、農家さんの満足度も高いので、もっと他の品目の細かいニーズにも対応していきたいと思います。
みなさん、こんな業務のアプリ構築できないかの相談は是非気軽に行ってください。

また自分でネット記事やyoutubeでアプリ構築方法を見て、Appsheetでのアプリ構築にもチャレンジしてみてください！
今までより更に現場DXのスピードが上がるはずです！